■ UV−LED ■
Semray シンプルさを追求した革新的UV-LED

このスマートなUV-LEDは、1本のデータケーブルと1本の電源ケーブルのみが接続されたバックプレーンに取り付けられた1つまたは必要に応じた複数のLEDセグメントで構成されています。

--Semrayの特徴--

セグメント1つ

バックプレーン1つ

データケーブル1本

電源ケーブル1本

無制限の照射幅


・生産性

従来のUV-LEDシステムは、取付位置が固定されています。不具合発生時やメンテナンスの実施時には、全システムを取り外す必要があります。この作業で、コストと時間がかかり、生産にも支障を来しました。

Semrayは使いやすさを追求した製品です。一般の家電製品のように、コンセントにつないですぐに使える「Plug&Play」というコンセプトで、工具なしに、またはデータや電源ケーブルを切ることなく、

各セグメントを交換することができます。各バークプレーンには、データケーブルと電源ケーブルが1本ずつしか接続されていませんので、ダウンタイムを最小限にし、UV-LED装置の使える状態を最大限にします。

これによって、サービス作業にかかる時間とコストを削減をすることができ、工場内でのシステムの取付けを簡単にすることが可能になります。


・出力

より多くのUV-LEDチップを搭載すれば、出力がより高くなるという理論はシンプルです。しかし、これを実現することは非常に困難です。効率よく冷却し、効率よく作業する状態を保ちながら、

どのようにしたら同じスペースに、より多くのUV-LEDチップを組み込むことができるのか、課題を突き詰めていくと、UV-LEDチップは、最適な温度範囲内でしか最適な性能を発揮しないことが分かりました。

検討を重ねた結果、LEDのチップの数だけが出力を上げる要素ではなく、基板にどれだけのエネルギーを入力できるのかという点も高出力化に起因していることが分かりました。

Semrayにはマイクロオプティクスを採用しています。このデバイスはUVの放射光を集光し、光の拡がりを120°ではなく60°の射出角に補正し、逆光を最小限に低減にします。

これにより、多くのUVエネルギーが照射物に届きます。非常に高い、そして安定したUV出力を調光できることにより、UV硬化プロセスを最適化します。品質は、照射距離が離れていても一貫しています。


・自由設計

UV-LEDシステムのアプリケーションは多様なため、照射幅や照射距離がそれぞれ異なり、適切な必要条件も変わります。このため、製造するどの製品にも合う照射幅のUV-LEDを使わなければなりません。

また、照射幅の異なるUV-LEDランプシステムを保管することは、それぞれのUV-LEDに電源ケーブルやデータケーブルが付随している為、かなり複雑でした。

そこで提案するのが、「オールインワン」というソリューション。Semrayはモジュラー型デザインで、かつ「Plug&Play」というバックプレーンコンセプトで開発されている為、自由に設計することができます。

照射幅や出力波長を変更することから、照射距離を変更し、プロセス速度を上げることまで対応が可能です。

Semrayは、バックプレーンに77mm幅単位の1セグメントを追加したり取外したりすることにより、お客様の新しい必要条件に対応することができます。

・仕様

ピーク波長  :365nm,385nm,395nm

照射強度   :14W/cm2(波長395nmで測定)

出力     :365nm 130W,385nm/395nm 160W

照射面サイズ :75mm×45mm

消費電力   :750W

サイズ(W×D×H) :77mm×136mm×253mm

通信     :アナログ、RS485 MODBUS

騒音レベル  :68dbA

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